天神祭


本日は天神祭です。
天神祭と言えば鱧料理です。
しかしこれは、最近のことで、昔は違ったらしい。

天神祭は男の子の成長を祝う祭りで、
昔は大阪湾でよく捕れた鱸を祭りの日に食べるのが習慣でした。
鱸は稚魚の頃から呼び名が変わる出世魚、
それにあやかって子供が元気に育っようにということです。
それとこの時期大阪湾でよく捕れる子鯵の子蛸、この3つの食材が、
夏祭りの庶民の食卓を飾っていました。

いつ頃から鱧を食するようになりましたが、
はじめは、もっぱら照り焼きが、主だったようです。

それから、贅沢に、鱧の湯引きで梅肉、
最近では、うちの店では、もっぱら鱧の皮面をサッと炙った、
焼き霜造りや、鱧のしゃぶしゃぶがメインになってきました。

勿論今日のお客様さまも、鱧の料理と、子鯵の南蛮漬け、子蛸の湯引きでおもてなしです。
お酒は、やはりちょっと贅沢して、黒龍の雫かな。

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